3月12日付け日経新聞の経済欄に、『建設現場における外国人受け入れ』に関する記事を見つけた。

政府の経済財政諮問会議(議長・安倍首相)では、人手不足が深刻な労働市場について議論がされており、首相は「外国人材の活用をしっかりと進めて欲しい」と表明。

各関係閣僚に外国人の受け入れ拡大に向けた対策強化を指示した。とある。

記事のよると、建設業において、2015年度から外国人の緊急受け入れ措置を始め、2020年度までに延べ7万人程度の受け入れを想定していたが、2016年2月までの受け入れ実績は293人にとどまり、建設現場で人手が不足する一因となっていた。とある。

これは、建設業における外国人技能実習制度のことか?

外国人材の活用に係る緊急措置として2020年度までの時限立法として『外国人技能実習生』の実習期間の延長や、再入国の容認が受け入れられている。しかしこの制度は、安い賃金で働かされたり、コミュニケーションがうまく取れないというケースも多く問題視されている。

そんな中、翌日の3月13日付け日経新聞の『そこが知りたい』で、大成建設会長山内氏のインタビュー記事を見つけた。

オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる『新国立競技場』の話しである。山内会長は、「建設作業員のメドもついている。インドネシアやベトナムの合弁会社で人を雇い、技能実習生として日本に呼ぶことも考えている。ベトナム政府幹部から教育してほしいと要請された。将来は、日本のインフラ輸出プロジェクトの施工で活躍する人材にもなる。」と、ある。5~6年前にベトナムとカンボジアを旅行したが、まだまだインフラは整っておらず交通渋滞や古い建物が多かった。

ベトナムの方々はとてもまじめで繊細なイメージである。コツコツと勉強して日本の技術を学んでほしいです。

現在、留学生や技能実習姓は増加傾向にあり、特にベトナムの増加率は大きい。 詳細はSAKURA VISA在留外国人数

私も、行政書士として、サービス業を長く携わってきた者として、そして建設現場で働く女性の強い見方として、今後もできることを探っていこう!

と強く心に刻みました。。。