日本では、2019年の「ラグビーワールドカップ」、またその翌年の2020年は「東京オリンピック」と世界レベルでのスポーツ大会が目白押しです。
そういった大会の観戦目的での外国人観光客も見込まれますが、日本は意外と実際にスポーツを行う目的で来られる方も年々増えています。
例えば、日本の雪は「ジャパウ」と呼ばれるとても質のいいパウダースノウで、毎年多くのスキーヤーやスノーボーダーたちがこのジャパウを求めて来日しています。

そういった流れを受け、2015年にスポーツ庁が開設され、「スポーツツーリズム」という施策を打ち出しています。これは、スポーツの参加や観戦を目的として地域を訪れたり、地域資源とスポーツを融合した観光を楽しむツーリズムスタイルです。

施策の2本柱として、「アウトドアスポーツツーリズム」と「武道ツーリズム」があります。

「アウトドアツーリズム」
日本特有の自然資源・環境を利用した「ウィンタースポーツ」「登山・ハイキング・トレッキング」「ウォーキング」「サイクリング」などの推進。

「武道ツーリズム」
柔道、剣道、合気道、弓道等の日本発祥、日本特有のスポーツの観戦および参加。

日本のアウトドアは、日本特有の美しい自然も理由の一つですが、それ以外にも交通の便がよく気軽に行け、またツアーなどを利用すると安く行けると、外国の方の間でも人気が高まりつつあります。
また、日本特有の武道も憧れとともに人気が高まり、直接日本で指導を受けたいと思う人も少なくありません。
アウトドアや武道は決して東京などの都心でなくてはならないというわけではありません。逆に地方こそ可能性がある施策です。

各地方ごとにスポーツツーリズム推進の助成金を制定しているところもありますので、
探してみてはいかがでしょう。
ぜひ地域活性化にお役立てください。

助成金申請でお悩みがございましたらご相談ください。